お宅をもっと素敵に見せる道路側の壁をデザインします。
「高い壁」は本当に必要?検証してみます
門と庭 設計士 國正珠緒

門と庭 設計士 國正珠緒

POINT

01.

高い壁が欲しいと言われて高い壁を作った場合

道路に近いところに家が建っている場合リビングやダイニングから外を通る人が見えるため、よく「高い壁を建てたい」と言われる方がいらっしゃいます。でも実際に1.8mの壁を建てたとしても、敷地が道路より少し高くなっている場合などは赤く丸したように、腰窓の高さより低いところまでしか壁が来ません。なので目隠しの為に高い壁を作ったという事にはならないのです。

13高い壁のファサードスケッチ

02.

高い壁の代わりに木で優しく目隠しをした場合

ではこちらのスケッチのように低めの花壇を作り、そこに高い木を植えてみたらどうでしょう。完全な目隠しにこそなりませんが、木の枝越しになりますので、外の見え方がだいぶ和らぎます。

それだけでなく、木漏れ日が優しく室内に差し込みます。

落葉樹にすれば季節感が味わえます。冬は枝越しには外が見えてしまいますが。。

 

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03.

高い壁の代わりに建物の雰囲気にあった特注フェンスにした場合

「高い壁」を作りたいという気持ちの中に建物をより豪華に見せたいという心理がある場合もあります。そのような時はスケッチのように建物の雰囲気にあったフェンスを立てることで全体が調和した高級感のある外観になります。

目隠しをしたいからと、2m以上あるアルミ製の二段フェンスなどを設置してしまうと、確かに目隠しはできますが、せっかくの建物の雰囲気が台無しになってしまうので要注意です。

悩んだ場合はぜひご相談ください。

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